院長の是好日

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瞑想について

私は、毎日自分の治療院に来て、患者さんを治療する前とその日の最後に瞑想をします

その目的は、自分をニュートラルににする事とエネルギーのチャージです、それと部屋のチューニングです

それが、患者さんにどの様な影響を与えるのか?

先ず、オステオパシーでは自分の体と心がニュートラルな状態になければ患者に触れてはならないと言われます

また、術者のエネルギーレベルが良い状態の時は、患者のエネルギーレベルも高まります

次に部屋のチューニング、これはとても大切にしています

ベルギーのオステオパスであるベロニクは、部屋のチェックから始まります

治療する部屋の準備が整わなければ治療は始まりません

オステオパシーではTIDE(タイド)という言葉を使います

(タイドについての説明はここでは省略させていただきます)

タイドが患者の治療を行い術者は患者の生命を支える、これが私の治療に対する考え方のベースです

つまりは、瞑想をする事で、術者と部屋、自然が一つとして機能し呼吸している状態にならないと治療できる状態にならないのです

その為に瞑想を毎日します

しかし、私は義務やルール、パターンをあまり作りたくはありません

何故なら、ルールやパターンを作ると頭で考えイメージで創り出している時があるからです

ダイナミクス・オステオパシーを生み出したジム・ジェラスD.Oは次のように述べています

『タイドは2度同じ現象は見せない』

私達は良い感覚、経験をすると又同じような現象が起きて欲しいと願い同じパターンを要求したがります

特に治療家の方々はその様な経験をされたことがあるかと思います

しかし同じ人でも起きる現象は毎回違います

だから私は瞑想でも今日は座ってやりたくないなと思ったら

外に出てただ空を眺めたり

散歩したり、木をぼーっと見たりしています

それで自然のリズム、テンポと同期したなぁと思ったら部屋に戻ります

瞑想=目を閉じて座る、という概念を持たず

その日自分の気持ちが楽になったり軽くなる方法で試すのが良いと思います

もし今、このブログを読んで、義務感などから瞑想を行っているのなら

もっと楽な気持ちで楽しみながら行うように変化を与えてみる事をお勧め致します

 

 

 

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