院長の是好日

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自分の病気からオステオパシー④

私の病気シリーズ④になりましたね

正直、あまりうまく文章に出来ず読みずらいかと思いますが

引き継ぎ書いていきたいと思います

前回は江部洋一郎先生の漢方薬のお陰で、腎機能の数値が良くなり仕事に復帰する決意をしたところまででしたね

実際に仕事復帰するまでの期間はどれくらいだったかなぁ?

正直あまり正確には覚えていないのですが、恐らく1年半くらいはあちこち治療法を探し求めていたような気がします

では、仕事に復帰した時の事を思い出しながら書いていきますね

当時私は今のオステオパシーではなく、指圧治療を行っていました

病気する前は1日7~8人ほど施術をさせて頂いていました

1時間に1人のペースなのでそれなりに忙しくさせていただいてましたね

で、その治療院では私の他に2人施術する先生がいたので、3人体性です

院長先生に従業員2人と言った感じです

私が一番下っ端でしたが

そこの治療院は院長先生が多く患者さんを診るとかではなく

最初に診た先生が担当になるシステムだったのでそれぞれが責任感を持って一人一人の患者様の事を真剣に考えて施術していました

その様な環境の中で働かせて頂いていましたのでとてもやりがいがあり

院長先生もとても親身になって気にかけて頂いていたので安心して仕事復帰する事ができました

勤務時間も初めはあまり無理せず自分のペースで予約をとり

1日3~4人までにし、早めに上がらせてもらい家に帰って休むようにしていましたね

もちろん仕事復帰してからも、食事療法と体操、煎じ薬をベースとしながら生活をしていました

その後の検査は京都までいけない時には近くのクリニックで血液検査をしていただき、自分のこれまでのデーターをノートに記録していたので、自分なりにグラフ化し状態を判断していました

今考えると、良くそんな事していたなぁ~とおもいますね

しばらくはそんな日々を送っていましたが

腎不全という病気はそんなに甘い物ではありません

私の病気はほっておけば死に直結するものでしたので

それをわかりながらも、どこかで奇跡を信じ、ぎりぎりまで自分の理想とする医学で治して見せる、といった気持ちが強くあり、とにかく西洋医学を拒絶していました。

何が私を悩ましていたかというと、半端ないむくみです

何度も言いますが普通のむくみではなく足全体が曲げられなくなるくらい酷い物で、むくみが酷くなると不整脈が起き血圧も上がり、精神的にも恐怖心が襲ってきて、不安感が常にありました

やっぱりこのままではまずいんじゃないか?

いや、もう少しやれるとこまでやってみよう!

この2つの思考が常に私の心の中を揺れ動いていました

しかし、血液検査の結果はそれほど悪化しているわけではなかったので

このむくみさえ良くなれば、なんとか行けるのではないかと考えていたのです

しかし、当時の私の仕事は指圧です

畳ではなく、ベッドでしたので一日中立ちっぱなし

仕事を終える頃には必ずむくんでいて、早く家に帰り横になって休み

少しむくみがひくのを待つという生活になっていました

その時に、毎回思う事はこのままの生活で自分は生きていけるのだろうか?

結婚できるのかな?仕事は何か別の座り仕事に変えたほうが良いのかな?

など、ネガティブな事ばかりを考え、何かに必死にしがみついている感覚でした

そんなある日、お昼は変わらず、玄米と豆腐、ジャガイモを家で作ってきたものを車の中で食べ終え、いざ車から降りようとするのですが

とてつもないだるさというか、下半身に力が入らず車から降りるのもやっとのおもいで降りなければならないくらいになっていました

呼吸も苦しく、力が無くなり、もう無理かもしれない

この様な状態になり、初めて西洋医学の病院を受診する事を決めました

しかし当時の私は自然医学中心でしたので西洋医学にかかりつけの先生がいなかったので、紹介状もありませんでした

幸いにも腎臓内科の外来に電話すると紹介状がなくても大丈夫と言ってくださり、受診する事が出来ました

私は、これまで自分が行ってきた食事内容、漢方薬、血液データ、血圧表、体重、すべて記録していたノートを持って行き

受付で事情を話し、担当の先生に見せて下さいとお願いしました

全ての検査を終え診察室に入ると、そこには女性の先生が座っていました

その時点で、少しホッとした気持ちになった事を覚えています

何故ならば、怒られると思ったからです

こんな状態になるまで何をしているんだ!君は死にたいのか!ってね

同じ怒られるにも私は女性の先生のほうが良かったんです(笑)

そしたら、その女性の先生は怒るどころか

私の闘病記録のノートを最初から真剣に読んでいて

こう言ってくれました

「あなたが、これまで行ってきた食事療法も漢方も全て間違いじゃないよ」

「この血液検査のデータを見ても良くここまで頑張ったと思う」

「だけど、もう限界なんじゃないかな」

この瞬間、私は診察室で涙を流しながら崩れ落ち

自分の戦いが全て終わったのを確信したのです

先生は、その場で入院して少し休もう、改めてもう少し詳しい検査させてと

その言葉に私は、宜しくお願いしますと答えたのです

それから私の長い入院生活が始まるのです。

 

ここまでが私が自然療法を行ってきた経緯であり

これから、西洋医学的検査、治療のお話に入っていきます

更にその先にオステオパシーとの出会いがありますので引き継ぎお付き合いして頂ければ幸いです。

 

 

 

 

 

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