院長の是好日

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鼻呼吸の重要性

今日は鼻呼吸の重要性についてお話しいたします

前回のブログで瞑想の事そして呼吸についても少しだけアドバイスさせて頂きました

その中で当院の患者さんから、「先生、呼吸する時は鼻からですか?、口からですか?」

と質問がありました

答えは鼻からです

では何故鼻から呼吸をしたほうが良いのでしょうか?

私のブログでずいぶん昔に口呼吸による健康被害のような記事を書きました

それは、西原克成医師による発生学から人体をひも解き考えられたものです

今回は、ルイ・J・イグナロ(Louis J.Ignarro)博士による一酸化窒素の研究によるものです

イグナロ博士によると、鼻から息を吸うと鼻粘膜で生成された一酸化窒素が肺に取り込まれその結果

気道が広がり、脳や全身への酸素が供給され、血管や筋組織がリラックスする

又最近の研究では、新型コロナウイルスに対しての研究が行われており

肺の内部で一酸化窒素が新型コロナウイルス感染症に及ぼす影響を研究しているそうです

ここで大事な事は、肺により多くの一酸化窒素を取り込むことが重要なわけですが

それは鼻呼吸をした時だけで、口から呼吸した場合には一酸化窒素は生成されません

だから、鼻呼吸でないといけないわけです

一酸化窒素は鼻粘膜で生成されるので口から息を吸っても一酸化窒素は作られないわけです

最近また新型コロナウイルスによる感染者が増えてきてます

メディアの報道や感染者数ばかりに気を取られるのではなく、鼻呼吸を通して心穏やかに生活してくださいね。

 

 

 

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