40代 女性

主訴 咳、のど、胸の苦しさ

2か月前より、時々咳が出るようになり、のどの奥が締め付けられるような苦しさがあり、病院にて様々な検査をしたが何処も異常なし、熱も35度と平熱であった為風邪でもなく原因不明とされていた。

初めて当院に来られたのが6月20日

お身体を観察していると左胸の胸膜、左肋骨から治療が始まり、のどの奥で動きが止まり次第に上顎骨の捻じれを感じたので、何かアレルギーはありますか?と尋ねると、特にありませんと・・・しかし患者は、「先生1つ気になっていたのですが」と話し初め、私、どうも次亜塩素酸のにおいを嗅ぐと呼吸が苦しくなるような気がするんです、と話してくれました。

そこで私が感じた、上顎骨の捻じれの原因がはっきりとしました。

私の経験ですが上顎骨の捻じれはアレルギー反応の時に現れる現象の1つです。

アレルギーと言っても様々です、食べ物が一般的に考えられていますが、人間の身体が感じるアレルギーというのは、食べ物以外にも、目、耳、鼻、味、触の五感全てでアレルギーというものはあります。

この中で最近多いのが人に対するアレルギーです。

あの人の事を見たり、聴いたりしただけで全身が痒くなったり、動悸がしたり、震えたり様々です。

この患者さんの場合は次亜塩素酸を吸い込むことでアレルギー反応が起きていたものと思われます

勿論、治療はここからです

では、私達がしなければならない事は何か?

それは次亜塩素酸を吸い込んでも過剰に反応しない方向に持っていくことです

先ほどの上顎骨の捻じれはアレルギー反応の治療の現象なので、そのまま治療を進めていくと、今度は大脳辺縁系から頭頂部、前頭前野へと治療が進み骨盤まで下りてゆき、再び喉の奥に戻り、子宮と甲状腺が同時に治療を行い始めました。

最後に身体全体が潤いを取り戻したかのようになり患者は穏やかに眠っておられました。

なんのこっちゃわからないと思いますので簡単に説明すると

この患者は、とてもストレスを感じ物事を一生懸命考え、その結果、無意識のうちに歯を食いしばっていた、自律神経やホルモンのバランスが乱れ生理周期も乱れていた。そして最後にアレルギー反応は過度なストレスにより身体の防御システムが過剰に働いてしまった結果である。

これが私が患者の身体を観察した結果です

画像やデータでは問題になるような事は無かったのでそれはそれでよかったのだと思います。

しかし、私達の身体は日々変化し動き続けています

私達はそれを「生きた解剖学」と表現します

今回のケースも、どこの教科書にも載っていません

私の脳内に生きた解剖は刻み込まれています

生命にルールを作ってはいけません

胃が痛いから胃薬、頭が痛いから頭痛薬ではないのです

あなたの身体の中で今何が起きて頭痛が起きているのか?

その問題を解決するのが治療です

頭痛薬で頭痛を止めるのは治療ではありません

当院で行う伝統的なオステオパシーはその問題を解決する為にあります。

話を戻して、この患者さんから月曜日にメールを頂き

「これまでになく呼吸が楽で若干喉の奥の苦しさを感じる程度」だと報告を頂きました。

あと数回治療すれば全く問題が無くなる事でしょう。

最後に、今回のケースは咳やのどの苦しさでしたので一瞬治療を行うかどうか考えましたが、患者さんがすでに病院で検査を受けている事や、2か月前という期間などを考慮して治療させて頂きました。

同じ様な症状で苦しまれている方がおられるかもしれませんが、

原則、先ずは病院での検査を済ませ、熱がない事、激しい咳を伴わないものを治療対象とさせて頂いております。