院長について

内田 好治 (うちだ こうじ)
1977年7月10日生まれ 大阪府高槻市出身
■ はじめに
はじめまして。
仙台のトラディショナル・オステオパシー内田治療院の内田です。
私の施術は、症状を追いかけるものではありません。
身体の中にすでにある「健康」が働き出す状態を整えることを大切にしています。
どこに行っても変わらなかった不調に対して、
身体全体のつながりから見直していきます。
■ 資格・経歴
平成13年あん摩マッサージ指圧師取得(国家資格)
平成26年〜平成31年 International Osteopathy College Japanにて デュプロマを取得
私は、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得後、WHO(世界保健機関)が定める基準に基づき、4200時間以上・5年間のオステオパシー教育を修了しています。
この教育は、日本ではまだ非常に少ない体系的なものであり、海外のオステオパシー医師(D.O.)から直接指導を受けてきました。
■ トラディショナル・オステオパシーとは
当院の名称にある「トラディショナル」という言葉には、明確な意味があります。
オステオパシーの創始者 A.T.スティルから、ウィリアム・ガーナー・サザーランドへと受け継がれた思想。
その伝統的な系譜を重んじる教育の中で、私は学びました。
単なるテクニックではなく、思想と哲学を含んだオステオパシーです。
■ 私の原点
私は28歳のとき、腎不全を経験し、腎移植を受けました。
健康を失ったことで初めて、
「生命とは何か」「身体の秩序とは何か」を深く考えるようになりました。
現在も免疫抑制剤を服用しながら、西洋医学の恩恵を受けて生きています。
「病と共に生きる不安」と「身体が持つ可能性」
その両方を知っていることが、私の治療観の原点です。
■ 私の考え方
私は、症状を力で「治す」ことはしません。
痛みや不調は結果であり、
その背景には「身体の歴史」が存在しています。
過去の怪我や事故といった物理的な影響。
そして、言葉にできなかった感情やストレスといった心理的な影響。
それらが身体に刻まれ、
時間を経て現在の症状として現れることがあります。
私の役割は、身体に触れながら、
その歴史の流れを丁寧に読み解いていくことです。
身体が本来の秩序を取り戻したとき、
症状は自然と役割を終えていきます。
■ 医療としての基盤
日本において、あん摩マッサージ指圧師・鍼灸師・柔道整復師は、解剖学・生理学・病理学などの基礎医学を学び、国家試験に合格することで認められる医療資格です。
現在、日本では様々な施術が存在していますが、
中には十分な医学的教育を受けていない施術も見られます。
私は国家資格による基礎医学の上に、さらにオステオパシーの専門教育を積み重ねてきました。
身体を扱う以上、その基盤となる知識と訓練は非常に重要だと考えています。
■ 教育と評価
私はIOCJ(インターナショナルカレッジオブオステオパシージャパン)にて、5年間のバイオダイナミクス・オステオパシー教育プログラムを学び、海外のオステオパシー医師(D.O.)から直接指導を受けてきました。
その教育の中で、卒業試験では哲学論文・実技ともに評価を受け、ディプロマを取得しています。
哲学論文はHenri O. Louwette D.O.により評価され、
実技試験はStephen Kisiel D.O.によって行われました。
オステオパシーには「手から手へ」受け継がれる教育があります。
私はその伝統的な教育の流れを大切にしています。
■ 現在の活動
現在は、特定の団体には所属せず、独立した立場で臨床に向き合っています。
また、オステオパシーを学んだメンバーとともに、海外のオステオパシー医師(D.O.)によるスタディーグループに参加し、継続的に学びを深めています。
少人数での勉強会を通じて、日々の臨床や症例について意見を交換しながら、技術と理解を高めています。
■ 今後の活動について
今後は、これまでの臨床と学びをもとに、必要とされる場所でのセミナーや勉強会の開催も考えています。
■ 当院が目指すもの
リラクゼーションではありません。
対症療法でもありません。
身体全体の秩序に触れ、
本来の健康へと回帰するための場所です。
■ このような方へ
・どこに行っても変わらなかった方
・慢性的な不調に長く悩んでいる方
・身体を根本から見直したいと考えている方
当院は、すべての方に向けた場所ではありません。
必要な方にとって意味のある時間になればと考えています。
■ これまで指導を受けた主な講師
Veronique Everats D.O.
Henri O. Louwette D.O.
Françoise Desrosiers, D.O.
Dr.Elizabeth Caron,D.O.
Dr.Stephen Kisiel, D.O.ほか
■ 最後に
身体は部分ではなく、全体としてつながっています。
その奥にある秩序に敬意を払い、
生命が自ら整う力を信じること。
私はその場に、静かに立ち会います。
静寂の中にこそ、本質的な変化が生まれます。