オステオパシーの施術について

『病気を見つける事は誰でも出来る、健康を見つけなさい』A・Tスティル

オステオパシーとは、1874年に確立された医学です。

【身体の歴史を読むオステオパシー】

当院のオステオパシーは、
「自分自身の喜びに再び気が付く」場所です

身体に何かを付け加えて変わろうとする事よりも、これまでの人生の中で背負ってきた緊張や防御、他者からの評価などによって覆われてしまったエゴによる「偽りの自己」から純粋さの「本来の自分」を、少しずつ思い出していく場所でもあります。

それは、言葉を換えれば「自分の家へ帰るような旅」なのかもしれません。

幼い頃の私たちは、人からどう見られるか、どのように評価されるかを今ほど気にせず、自分の内側から生まれる喜びに従って、自然に自分を表現していたように思います。

しかし大人になるにつれ、周囲の評価や社会の中での立場を気にするようになり、いつの間にか、自分自身の感覚や喜びから離れてしまうことがあります。その積み重ねは、心だけでなく身体にも、その人が生きてきた歴史として残っていきます。

私が施術を通して患者様に経験していただきたいのは、幼少期の頃の無条件の喜びです。

身体に刻まれた歴史に触れながら、その奥に今も失われずに存在している生命の力や、本来の自分の感覚、内なる喜びを思い出していただくことです。

また、私は最終的に患者様の身体や生命をコントロールし、正しい方向へ導くという考えでもありません。一人ひとりの中には、その人にしかない答えと、必要な方向を見つけていく力があると考えています。私の役割は、その力が再び働き始めるためのお手伝いをすることです。

患者様が自分の中にある「治る力」と「喜び」に気づき、他者に依存することなく、自分自身の軸を信頼して生きられるようになったとき、やがてオステオパスの手は必要なくなります。

患者様を施術者に依存させるのではなく、その方が自らの力で歩んでいけるようになること。

それが、私が考えるオステオパシーの最終的な目標です。


▪️どの様な事をするの?

オステオパシーという施術は手を使って患者様の身体のあらゆる組織を緩めていく施術です。具体的には患者様の身体に軽く手を置き、私たち一人ひとりにすでに備わっている「治ろうとする力」「元に戻ろうとする力」に意識を合わせていきます。悪いところや硬くなっている組織を無理やり力ずくでほぐす様な事は行いません。

施術の時にとても大切にしている事は「静寂」を使って患者様の身体の中で今何が起きているのかを感じ関節や筋膜を緩め血液や神経の流れをよくすると言う施術を行う事から「メスを持たない外科手術」とも言われています。

その中でも私が行なっているバイオダイナミクス・オステオパシーとは術者が患者様を変えようと言う意図を持たず、今ある病気や症状の背景にある過去の歴史にフォーカスする事で患者様自ら自立していく様になり、術者に依存するのでなはくやがて術者の手が必要ではなくなるように施術をしていくのが特徴でもあります。


▪️身体の歴史を読むとは?

私が長年臨床に携わる中で感じてきたことの一つに、症状と原因は別な所にあるということです。

患者様が訴える箇所に手を置き身体の反応を感じると、ほとんどのケースで別な箇所での反応、治癒のプレゼンスがある事に気が付きました。以前は膝が痛いという患者様には膝そのものの関節の位置を正常にする事で周囲の筋膜や神経、血液の流れが改善し痛みが緩和され治療を終えていました、しかし数週間、数ヶ月すると再び同じ症状で患者様が戻ってこられる事に疑問を感じる日々が続きました。

そこで私は偉大なオステオパスである、ローリンベッカーD.O.の「オステオパスは患者の歴史を紐解く事である」と言う言葉を思い出し、その探究を始めました。その結果、症状の背景には歴史、つまり過去の怪我や事故、手術、病気、出生時の身体への負担、離別、死別、いじめなどの心理的、物理的トラウマが関与している、それは生まれる瞬間から始まっており大人になってからの症状と深く結びついていると強く感じるようになり、本当の治療というのは、一人ひとりのこれまで歩んできた過去の歴史のパターンを紐解く事が大切なのではないかと強く想い「身体の歴史を読むオステオパシー」と名付けました。


▪️最後に

当院が目指しているのは、症状を見る専門家ではなく人間全体を見ると言う事です。

腰痛の専門家、頭痛の専門家、不妊の専門家になることよりも、**「なぜ、この人の身体に今この症状が現れているのだろう」**と、その人全体を見ることをが本当の治療だと考えています。

病名が同じでも、そこに至るまでの人生や身体の歴史は一人ひとり違います。

だからこそ私は、症状だけを見るのではなく、その背景にある身体の歴史を患者様とともに紐解いていきたいと考えています。

そして最終的には、患者様自身が自分の身体の中にある治癒の力や健康や喜びに気づき、**「自分の身体を信頼してもいいんだ」**と思えるようになること。

それが、私がこの施術を通してお伝えしたいことです。


患者様の声 

適応症状

運動器系
腰痛・肩こり・鞭打ち・五十肩・膝痛・足首捻挫・股関節痛・腰椎椎間板ヘルニア・関節リウマチ
神経系
坐骨神経痛・偏頭痛・四肢のしびれ・自律神経失調症・不眠・めまい・不安・脳血管障害後遺症
消化器
食欲不振・便秘・下痢・逆流性食道炎・ストレス性胃炎・腸炎
婦人科系
生理痛・生理不順・月経前症候群・更年期障害・卵巣嚢腫・子宮筋腫・不妊症
小児科系
てんかん・小児ぜんそく・夜尿症


※当院は病名に対して施術をすると言う事ではなくその人がなぜ病気になったのかを観察する事を大切にしています。よってここに記載されていない症状、病名でも施術は可能ですのでご相談頂ければと思います。但し施術が禁忌と判断した場合には医師による診察をお勧めさせて頂くこともあります。