
手の震え
本日いらした患者様
以前から来てくれていた患者様ですが
今回は久しぶりのご来院。
私が、しばらくですがお元気でしたか?とお伺いすると
以前先生に治療してもらってからずっと調子が良かったですと
この方は80代女性
手の震えが酷くなんとかして欲しいと来院されました。
手の震えは色々な症状が考えられます。
本態性振戦、本態性という字の如く原因不明
字を書こうとすると震える書痙
甲状腺機能亢進症「バセドウ病」
アルコール依存、
パーキンソン病
等があり、患者様の場合はいちよ病院で調べてもらった結果異常無しと診断されたそうです。
ということは上記の本態性振戦が考えられます。
病院で異常無しと診断されても手の震えはずっとあるから来院されたので
私が何とかしないとこの患者様は可哀想です。
でお身体を診させて頂くと右骨盤、左鎖骨の調整をしてすぐに頭蓋に問題を感じる
異常ありです
西洋医学は画像やデータで異常が無ければ問題無しですが
私達オステオパシーを行う術者は自分の手を頼りに患者様の身体の中の違和感を感じ取りながら行います。
この患者様最初の右骨盤、鎖骨の調整後、先生❗️今手の震え止まってます。
私から見るとまだ若干震えてますが少し弱まったのが嬉しかったのでしょうね。
最後に頭蓋の脳圧をしっかり下げて、頭蓋骨全ての骨を自由にしてあげて終了。
この時点で手の震えは殆どありません。
何度か治療すれば完全に無くなるでしょう。
原因はストレスが脳の視床下部辺りの緊張を作り脳圧が高まり不随意神経に影響が出たのでしょう。
私は西洋医学を否定はしていません
医学の進歩は本当に素晴らしいです!
ただ、原因不明の慢性的な症状に対しては、画像やデータだけでは難しいかと
この様な病院で検査して異常無しと診断されたにもかかわらず症状が改善しない方等は東洋医学なりオステオパシー医学が有効な物となってくれる事でしょう。
内田指圧治療院 オステオパシー施術所
院長 内田 好治
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