院長の是好日

  1. HOME
  2. ブログ
  3. オステオパシー
  4. 【症例紹介】小学生の頭痛と“目”の意外な関係|オステオパシー的アプローチとは?

【症例紹介】小学生の頭痛と“目”の意外な関係|オステオパシー的アプローチとは?

こんにちは、仙台市のトラディショナル・オステオパシー内田治療院です。

今日は「小学生の頭痛」をテーマに、実際に治療を行ったケースをご紹介します。キーワードは──**「視覚」と「脳」、そして「全身の緊張」**です。


■ 小学生の頭痛、その裏にあった“目”の問題

来院されたのは、小学生の女の子。主訴は「最近ひんぱんに頭痛がする」というものでした。
お母さんによれば、つい先日、新しくメガネを作ったばかりとのこと。

一見すると「メガネと頭痛は無関係」に思えるかもしれません。
しかし、目は脳の一部であり、視覚の問題は脳へのストレスに直結します。


■ メガネが脳を“緊張”させてしまうこともある

一般的な眼鏡は「遠くにピントを合わせるように」作られることが多いのですが、
この設計がかえって脳に過剰な緊張を与えることがあります。

私が信頼している東京眼光学研究所の上津原(うえつはら)先生──
世界検眼連盟に所属するオプトメトリストの第一人者は、こう語っています:

「脳に優しいメガネは、一度で完成するものではない。視覚の検査は“脳と身体”に寄り添うプロセスです。」


■ オステオパシーで“視覚が引き起こす全身の緊張”を見る

実際に施術を行ってみると、その子の目に関わる緊張が横隔膜を硬くし、骨盤での呼吸ができない状態にまでなっていました。

目の緊張が呼吸の自由を奪う──
これは多くの人にとって意外なことかもしれませんが、
オステオパシーではこうした目と身体の連動性を非常に大切にします。

この状態自体が、**小さな身体にとっての“トラウマ”**とも言えます。

私はその目にまつわる緊張を、丁寧にひとつひとつ解放するように治療し、最後は深く呼吸が通る状態まで導きました。


■ 頭痛は“局所の問題”ではない

頭痛に限らず、身体の不調には“背景”があります。
とくに子どもの場合は、成長過程にある身体が繊細に反応します。

  • メガネ
  • 学校生活のストレス
  • 日常の姿勢

すべてが影響し合って、不調として現れてくるのです。


■ 子どもの頭痛でお悩みの方へ

お子さんの頭痛がなかなか良くならないとき、
もしかすると「視覚」や「呼吸」に隠れた緊張が原因かもしれません。

仙台市でオステオパシーを用いた根本的な施術をご希望の方は、ぜひトラディショナル・オステオパシー内田治療院へご相談ください。

▪️東京,大阪で出張施術も行っています

東京や大阪でオステオパシーの出張施術を希望される方へ

現在、東京と大阪で定期的に数日間の出張施術を行っています。
慢性的な不調や、内臓疾患、頭痛、不妊などでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

✅ 出張施術の詳細ページはこちら
👉 https://vi24y.hp.peraichi.com/tokyo_osteopathy

✅ LINEでのご相談・ご予約はこちら
👉 https://lin.ee/fKgkTRf

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事