
胃の痛みで悩む40代女性のご相談
今回ご紹介するのは、40代女性・主訴は胃の痛みで来院された方のケースです。
体に触れてみると、全体的に「パワーが不足している」感覚がありました。これは、体が自分で回復するための力が十分に働いていない状態とも言えます。
このような場合、症状そのものを追いかけるのではなく、体が自然に治癒していくための「ドア(きっかけ)」を見つけてあげることが重要になります。
体が示した「治療のドア」
触診の中で、右下腹部にまだいきいきとした力のある呼吸を感じました。
そこから治療を始めていくと、次第に腹膜の後ろ側に導かれ、膵臓の重さや肝臓の違和感を感じていきました。
さらに観察を続けていると、十二指腸乳頭(胆汁や膵液が小腸に流れ込む開口部)がやや狭くなっていることに気づきました。
これでは、消化酵素が小腸にしっかり流れ込まず、消化機能に負担がかかってしまいます。
体が見せた答え
「では、この流れを改善するにはどこを助ければ良いのか?」と待っていると、
体は自然と 食道や下顎骨の緊張をゆるめる方向へ導いてくれました。
顔面・頭蓋が解放されると、再び動きは腹膜へと戻り、腹膜全体の圧力が均等になりました。
すると、その瞬間――
患者さんのお腹が「ギュルギュル」と音を立て、動きが出てきたのを確認できました。
そこで治療を終了しました。
症状を消すのではなく、原因をほどく
このように、オステオパシー治療では「症状を直接消すこと」だけを目指すのではありません。
胃の痛みを生み出している本当の原因にアプローチし、体が本来持っている回復の力を引き出してあげることで、自然に症状が改善されていきます。
まとめ
- 胃の痛みの背景には、必ずしも「胃そのものの問題」だけがあるとは限りません。
- 消化酵素の流れや臓器同士の関係性、体全体のバランスを観察することで、改善の糸口が見えてきます。
- オステオパシーは、症状を追いかけるのではなく、体が健康を取り戻すきっかけを探し出す医学です。
もし、慢性的な胃の不調や原因のわからない不快感にお悩みの方は、一度ご相談ください。
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