
慢性症状の“原因”は、そんなに単純じゃない。
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慢性的な不調や、内臓疾患、頭痛、不妊などでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
こんにちは、仙台のトラディショナル・オステオパシー内田治療院です。
今日は「慢性症状の原因って何?」というテーマで、実際の施術経験を交えてお話ししたいと思います。
■ 痛みの“原因”は、過去の身体の記憶
慢性的な腰痛や肩こり、不調を訴える方の多くは、「何が原因かはっきりしない」と言われることが多いですよね。でも、私がオステオパシーの視点から見ているのは、その「原因」は、今起きている出来事だけではないということ。
つまり、身体には**“病気の歴史”が刻まれている**んです。
■ トラウマは、時間を超えて現れる
事故や手術、出産、ショックな出来事——そういった経験が、すぐに症状として現れるとは限りません。むしろ、何年も経ってから、身体のどこかに“違和感”として現れることがよくあります。
■ 実際のケース:左骨盤に現れた「記憶」
昨日施術した患者さんも、そういったケースでした。
施術中、左骨盤あたりに突然「熱」と「抵抗感」が浮かび上がってきました。これは、オステオパシーでよくあることです。そのとき私の意識にふとよぎったのが、
- 「これは流産や堕胎の影響が残っているのかも…?」
- 「もしかしたら出産時のプロセスに何かあったのかも…?」
という感覚です。
私はその「熱感」と「抵抗感」が手の中でゆっくり溶けていくのを感じながら、じっと待ち、治療を終えました。
■ 共有された“感覚”が示すこと
治療後、私は患者さんに「骨盤のあたり、熱く感じませんでしたか?」と尋ねました。すると彼女は、
「そうなんです、突然左の骨盤のあたりが熱くなって、なんか出ていくような感じがありました。」
と話し始めたのです。
これこそが、オステオパシー治療の本質だと私は思っています。
■ “病気の歴史”に触れたとき、身体は変わり始める
痛みや不調の背景には、必ずその人の“人生の歴史”があります。私たちの身体は、それを忘れているわけではなく、どこかに静かに閉じ込めているだけなんです。
オステオパシーは、その“身体の記憶”にそっと触れ、自分自身の治癒力が動き出す瞬間を引き出していく治療法です。
慢性的な不調でお悩みの方は、「ただの肩こり」「ただの腰痛」と思わずに、身体が語る“何か”に耳を傾けてみてください。
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