
原因があって結果がある
いつも私が患者さんにお伝えしている言葉ですが
症状には必ず意味があります
その症状は悪者ではなく、自分の身体を守る為に外側に現れているんです
だからその症状に対して攻撃する様な事は結果的に何も理解しないまま抑え込む事になります。
例えば、痛みのある所に痛み止めの注射や湿布
これは何が原因でそうなっているのかを理解しないまま行っている行為です
仮に一時的に良くなったとしてもまた違う形で症状は現れて来ます
そこで1番大事な事は何が原因となっているのか、その症状の背景を理解しなければなりません
オステオパシー医学では、患者さんの身体に触れる事で
その情報を私達術者の「手」に教えてくれるのです。
私達は自分の「手」で感じ取った情報を頼りに施術を行っていきます
その感じ取ったものが何かによって原因がみえてきます。
例えば、偏頭痛の原因が小腸から始まっていたり
慢性的な生理痛が昔の足首捻挫から始まっていたりと原因は様々です
症状の背景を理解する事で改善方向へと近付いていきます
ここで誤解して欲しくないのですがオステオパシーは気功ではありません
良く不思議がられますが私達オステオパシーを行う術者の「手」は相当な訓練を受けています
その訓練を続けていくとだんだん感じ取れる様になります
そこに解剖生理学の知識が合わさる事で初めて施術が可能になってきます。
話が少しそれましたが、様々な症状に苦しまれている患者さんに
今現在、症状の原因が何でそれに対しどの様な治療を行っているのかご自分で理解されてない方は
改善方向へ向かうのは難しいです
正しい知識と理解を持って医療を受けられる事が1番の近道だと思います。
オステオパシー内田治療院
院長 内田 好治
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