
オステオパシーはテクニックではない ― 生きた解剖が導く真の治療
オステオパシーは「症状に合わせて特定のテクニックを行う治療法」ではありません。
本質は、症状の背景にどれだけ深く気づけるかにあります。
胃の痛みはどこから来るのか?
一般的には胸椎の5~6番や自律神経の問題とされます。
しかしながら、実際に私が患者さんの体に触れそこから得た臨床経験では手首や足首、頭蓋の歪みが原因で胃の痛みが出ることもあります。
これこそが私が最も重要視している教科書に載っていない「生きた解剖」でしか分からないことなのです。
睡眠障害に潜む意外な原因
たとえば、眠れない患者さんに対して、教科書では松果体のメラトニン分泌について学びます。
一方で、臨床の現場で体験したケースでは「肺機能を高めること」が効果的だったことがあります。
治療中に「なぜ眠りが浅いのか?」「どこを改善すれば深く眠れるのか?」と問いかけながら触れていると、私の手の中で肺を治療するプレゼンスが起きてきました。
結果として、深い呼吸により自律神経が整い、睡眠の質が改善されたのです。
このように、体は全ての答えを知っており、術者はその指示に素直に従うことが大切です。
症状の背景に触れることの重要性
症状の原因は一つではありません。
過去の骨折、転倒、心理的トラウマなど、さまざまな背景が複雑に絡み合っています。
だからこそ、膝が痛いから膝を、肩が痛いから肩を…という単純なアプローチでは改善しないこともあります。
むしろ、腕の良い術者は痛みの背景にある本当の原因を感じ取り、そこにアプローチします。
生きた解剖が導くオステオパシーの世界
オステオパシーは解剖学・生理学・発生学の知識と、臨床で手から得られる「生きた解剖」を融合させたアートです。
つまり、身体が発する声に耳を傾けることで、初めて真の治療が可能になるのです。
私自身、こうした実体験を通じて学び続けています。
そして、多くの方がオステオパシーの本質に気づき、健康に役立てていただけることを切に願います。
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