院長の是好日

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左股関節の痛みの原因はそこではなかった|過去の骨折と全身のバランスから読み解く症例

こんにちは。
仙台でトラディショナル・オステオパシーを行っている
トラディショナル・オステオパシー内田治療院です。

今回は、左股関節の痛みと顔の出来物の変化を主訴に来院された
50代女性の症例をご紹介します。

この方は過去に右腕を骨折された既往がありました。

まず体に触れて感じたのは、
ご本人が訴えている通り、左股関節の違和感でした。

ただし、当院の考え方としては
痛みがある場所をそのまま治療するのではなく、
「この問題はどこから作られているのか」を体に問いかけていきます。

すると反応が現れたのは、
胸椎と腰椎の移行部、ちょうど胸椎11番から腰椎1番あたりでした。

この部分は横隔膜の脚が付着している重要な場所で、
体幹の安定や内臓の圧力バランスにも関係しています。

ここが調整され始めると、
足首を通して感じていた股関節の違和感が次第に落ち着いていきました。

しかし、それだけでは終わりませんでした。

さらに体を観察していくと、
過去に骨折した右腕の影響が、
思っていた以上に全身のバランスに関与していることが分かってきました。

特に右の腋窩周囲の流れや胸郭の動きに制限があり、
その代償が全体のバランスに影響している状態でした。

その流れの中で、胸椎4番から5番あたりが動き始め、
胸郭と骨盤の内圧のバランスを調整しようとする反応が見えてきます。

胸椎から横隔膜、そして骨盤内の圧力へと連動していく中で、
全身のバランスが少しずつ整っていきました。

最終的には、頭蓋と仙骨が一つのまとまりとして動き、
全身が呼吸するような状態へと統合されていきます。

施術後、患者さんからは
「体が楽になった」「安心した」という言葉をいただきました。

今回の症例から分かることは、
症状が出ている場所と原因は必ずしも一致しないということです。

股関節の痛みであっても、
体幹のバランスや過去の外傷が関係していることは少なくありません。

表面的な症状だけを見るのではなく、
体全体のつながりを丁寧に見ていくことが重要だと考えています。


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慢性的な不調に悩んでいる方、
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「症状を治す」のではなく、
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