院長の是好日

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「食べると苦しい」その胃の不調、気のせいではありません

少し食べただけでお腹が張る。胃のあたりが重く、食欲がわかない日が続く。内科で検査を受けても「特に異常はありません」「機能性ディスペプシアでしょう」「ストレスじゃないですか」と言われ、それ以上はどうしていいか分からないまま過ごしていませんか。

その辛さ、決して気のせいでも、甘えでもありません。

内視鏡や血液検査で異常が見つからないのに、胃の不快感が続く。そう診断される方は、実は少なくないと言われています。数値としては「問題なし」でも、日々の食事のたびに感じる重さやもたれは、確かにそこにあります。あなただけが特別に弱いわけでも、我慢が足りないわけでもありません。

私たちの身体は、胃だけを切り離して働いているわけではありません。自律神経は本来、状況に応じて内臓の働きを整えようとする力を持っています。ただ、日々の緊張や疲れの積み重なり――その人がこれまで過ごしてきた「身体の歴史」――によって、その力がうまく発揮されにくい状態になっていることがあります。オステオパシーでは、胃という一つの臓器だけを見るのではなく、身体全体のつながりの中で、その状態がどうして生まれてきたのかを丁寧に観察していきます。

当院では、自律神経が本来の働きを取り戻しやすい状態を整えることを大切にしながら、身体が持っている力が発揮されやすい環境をつくることを目指して施術を行っています。

ここまで、検査を受け、診断名を聞き、それでも続く不快感と付き合いながら過ごしてこられたこと自体が、簡単なことではなかったと思います。「異常なし」「ストレスのせい」という言葉だけでは片付けきれない感覚を、大切にしていただきたいと思います。

もしよろしければ、まずは食事の後にどんな感覚があるか、ご自身の身体に少し意識を向けてみてください。そのうえで、一度お身体の状態についてお話を伺いたいという時は、いつでもご相談ください。

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