先日のオステオパシーセミナーでエリザベス先生が

共依存の事についてお話してくれました

私達術者は「共依存」になってはならない

どの病院や治療院にもなかなか良くならない患者さんは数人いると思います

でも私達術者は治療家なのでどうしても

良くしたいとか、治してあげたいという気持ちが強くなります

そうすると次第に患者さんの訴える部分を強く意識するようになり

全体が見えなくなってしまっている時もあります。

エリザベス先生が、なかなか良くならない患者さんを受け持った生徒さんの話をしてくれました

その生徒さんはとても熱心で一生懸命患者さんに治療を施していたそうです

でも、患者さんの状態は一向に良くならず毎回来るたびに「調子が悪い」「今日も痛い」等とおっしゃっていたそうです

そこでエリザベス先生もその患者さんをチェックしてみましたが決してその生徒さんの治療がうまく行ってないという事では無かったそうです。

それなのになかなか良くならない…

その生徒さんは悩み、ついには予約表にその患者さんの名前があると憂鬱になる様になってしまったそうです

この時点で「共依存」が始まっていたのですね

そこでエリザベス先生はその生徒さんに一言だけアドバイスを伝えたそうです

「もうその患者さんの事を治そうとするのをやめたら?」と

そうしたらその数日後にその患者さんがクリニックに来て

今までにない表情でなんと体調が良くなったと❗️とても嬉しそうにお話していたそうです

一見、治療家なのに治すのをやめるなんて無責任の様な気がしますが

これが1番大事な事だと思いました

私達はやはり患者さんに良くなって貰いたいと思うがあまり

治療をやり過ぎる傾向にあるのです

最終的に治すのは患者さんの治癒力という事は頭で理解出来ているのに

それを治しすぎてしまうとかえって患者さんの治癒力を弱めて

患者さんが他力本願になってしまうのだと思います

その患者さんの治癒力を引き出すどころか

痛みの部分ばかりにフォーカスして全体が見えなくなると

その部分に意識を植え付けることになります

それではなかなか良くなりません。

これは治療に限らず日常生活の中でも言える事はありますよね

このブログを読んで下さっている皆さまにも

あれ?これは共依存かなと思う事もあると思います

そんな時は少し考え方を変えてみるのも良いかも知れませんよね^_^

image

 

 

 

 

 

 

 

 

オステオパシー内田治療院

院長 内田好治