ばね指がなかなか良くならない理由
50代の女性の方が来院されました。
右手のばね指で、整形外科では「ひどくなれば手術」と言われたものの、特別な治療はなく、何とかならないかということでご相談を受けました。
お仕事はスーパーで果物を並べる立ち仕事。
日常的に手をよく使う環境です。
指だけを見ても変わらないことがある
実際に身体を見ていくと、右の肩から腕にかけて強い緊張がありました。
ばね指というと、どうしても指そのものに意識が向きますが、身体は一つのつながりとして働いています。
そのため、腕だけでなく、首と胸のつながりの中で状態を見ていきました。
触れていくと、上部胸椎(背中の上の方)にまとまった硬さがあり、首から腕へ向かう神経や血流の流れに影響している状態が感じられました。
ここまでは比較的よくあるパターンです。
なぜ腕に負担がかかっていたのか
さらに身体全体を見ていくと、原因は別のところにありました。
骨盤です。
ここでいう骨盤の問題は、ズレや歪みというよりも「弾力性の低下」です。
長時間の立ち仕事により、骨盤の柔らかさが失われ、身体全体のバランスが固定されていました。
その結果、
- 腰で負担を受ける
- それを支えるために背中(胸椎)が緊張する
- さらに腕へと負担が広がる
という流れが起きていたと考えられます。
身体の流れが変わると、末端も変わる
施術では、まず骨盤の弾力性の回復を中心に行いました。
骨盤が緩むことで、胸郭(肋骨や胸の動き)が広がりやすくなり、呼吸や循環の流れが変わっていきます。
さらに、鎖骨周囲の流れが改善することで、腕への血流や神経の働きも回復しやすくなります。
施術後の変化
施術後、患者さんご自身にばね指の状態を確認していただくと、
「曲げやすくなっている」
「さっきと全然違う」
という変化がありました。
今回は1回の施術である程度の変化が見られたため、経過を見ながら必要に応じて再度確認することにしています。
まとめ
ばね指は指の問題として扱われることが多いですが、
実際には
身体全体のバランスや
流れの問題として現れているケースも少なくありません。
もし、
- 治療を受けているのに変化がない
- 手術しかないと言われている
- 指以外の不調も感じている
このような場合は、一度身体全体の視点で見直してみることも大切です。
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